梅雨の時期になると思い出す番組があるんですが、それがNHKか何かでやっていた「日本の住まい」を特集した番組でした。
これは、どこの国でもそうなんでしょうけど、住まいっていうのは人々が暮らしていく土台となる部分で、そこには生活に根差した多くの先人達の知恵が散りばめられていると、いう内容でした。
日本の住まいの、障子や和室の真壁(柱がむき出しで、壁を土壁で仕上げるやり方)、畳など、すべてが冬の乾燥や梅雨時期の湿気に対応してて、まさに家全体が呼吸するように水分を吸ったり吐いたりして家の湿度を調整しているそうです。
これは、先人達が、何万、何百万と家を造ってきた中で、知恵を使って、工夫を重ねてあの、作り上げてきた結果であって、実に地元の気候風土に根差した家であるそうなんです。
今の家には今の家の良さがあって、否定はしませんが、やっぱり昔の家の落ち着いた感じも好きなんですよね。
ところで、梅雨に関して、先人の知恵で気になるモノがあったんで載せておきます。
「いつもより早い梅雨入りの年は、夏に台風が多くなる。」
そうなんです。
当たらないことを願うばかりです。