静岡県は比較的暖かい地域で、冬に雪が降ることは稀です。
それゆえに、静岡県中部、西部地方では、よほど山間地域に行かない限り、雪止め金具を取り付けることはありません。(ただし、静岡県でも東部、特に富士山周辺(御殿場や裾野、小山町など)では雪止めは取り付けます。)
大手住宅メーカーなどでも、お隣の神奈川、山梨、愛知県は雪止め金具必須!なのに、静岡は適応除外になっていたりします。
これって、不思議ですよね?何で静岡県は雪が降りにくいのか?
確かに、静岡で大雪があったっていうのは・・・6年前の静岡県東部の大雪の時くらいです。
その時でさえ、静岡県中部では大雪というほどの積雪はありませんでした。
これって、静岡県が、北側に富士山や、南アルプスなどの中部山岳に囲まれた地形だからこそ起きる現象だって知ってました?
雪って冬に降りますよね?
という事は、北風に乗ってきた雪雲が山々に当たって、そこで雪が降ることになります。
でも、静岡県は太平洋側に位置し、北側に南アルプスなどの標高の高い山々を抱えているので、たいていの雪は、その途中、日本海側などで降って、その残りが静岡で降るって感じになるんです。
つまり静岡に雪雲が静岡に到達する頃には、雲の中の水蒸気も少なくなって、雪を降らせにくくなっているって事らしいのです。
だから静岡から以西の愛知県や大阪、広島とかですら積雪がある時に、静岡県では積雪なし・・なんてことも起きるそうです。
ちなみに、他県から来る人が、静岡県の中部の人の「雪」が 降った時のハシャギっぷりを見ると「何が珍しいんだ?」「何、はしゃいでるの?」って思うそうです。(^^)